デザイナー、レオナルド・フィオラヴァンティの半生と手掛けたマシンの数々を紹介する自伝。ピニンファリーナ在籍時代、デイトナや308、365GT4BBなど70年代フェラーリの主要モデルはすべてフィオラヴァンティによるものだった。

前半は288GTOの解説。後半は250GTOの戦歴など。

250GTO各シャシナンバーの詳細、戦歴、スポーツカーレースで戦う当時の写真、ゆかりの人物が語る思い出、そして（幸運にも）オーナーになった場合の心構えなど、充実した内容。英語版は希少。

エンツォ・フェラーリが書いたことになっている、歴代フェラーリドライバーたちの思い出集。英語版は2500部限定。

古書/2001年/当時の定価￥1500/程度：使用感あり
F50/F40/エンツォ他

絶版古書/1998年/146ページ/当時の定価￥2800/程度：使用感あり

絶版古書/平成3年/166ページ/当時の定価￥1300/程度：使用感あり

絶版古書/二玄社1997年/128ページ/カラー/当時の定価￥2940/程度：使用感あり、表紙カバー色あせ

絶版古書/2002年/H310xW270/カラー・モノクロ/英語・フランス語併記/110p
程度：少し使用感あり

どうせなら365GT4などの4シーターフェラーリについても深く掘り下げればよかったのに、本書ではかたくなに412の解説で終始している。

フェラーリの歴史、歴代モデル、レース活動などすべてを網羅する。数年ごとに改訂版が発行されるが、本書は1990年までをカバーしている。

1950年代から60年代にかけてのフェラーリと、それを駆るレーシングドライバーたちを撮り続けたクレマンタスキー。なかでも1956年のジーロ・デ・シチリアでピーター・コリンズのサイドシートから捉えたレースシーンが本書の見所。

ルマン24時間やデイトナ、タルガフローリオなど世界中のスポーツカーレースで活躍したフェラーリ・プロトタイプたち。その黄金期といえる1960年代から70年代にかけて撮影された、ワークスおよび有力プライベータのマシンの雄姿を多数収録。登場モデル：250/275/330P3、206S、512S、312P/PBなど。

本書ではディノ206/246GTだけではなく、レーシングモデルの206S/SP、同じエンジンを載せたフィアット・ディノやランチア・ストラトス、そのほかV8のディノ308GT4に関してまでも解説している。

最初期から1950年代までのフェラーリレーシングモデルおよびロードモデルの全スペック、メンテナンズガイド（！）、各部分解図、配線図などが収録。これが必要なオーナーは日本には少ないだろうが、初期のフェラーリのメカを知ることのできる貴重な1冊。

1960年代から70年代にかけてのV6/8/12エンジンモデルのセッティング方法が解説。ポイント点火調整、キャブ調整、バルブクリアランス調整などの要点のみ記述。文字が多いのでプロ向け。

250GT系モデルのオーナーむけメンテナンスデータ集。各種サイズ、クリアランス、回路図、分解図などが収録。この1冊ですべての修理はまかなえないが、これにしか書かれていない貴重なノウハウもある。